空気の彩り

 最近お気に入りのオードトワレ達です。
      

 小さくて見づらいのですが、右前が去年夏から夢中のCrabtree&EvelynのSummer hill。何種類かの百合の香りをミックスしてソフトにしたところにぐっと華やかさを加え、そこに暖かい風が吹いているかのようなこの香りが、もう大好き!仕事前にこれをひと吹きした空気の中を通って、自分だけが香りに包まれて幸せ気分になることが多いです。もちろん、カジュアルな格好の時もぴったり。でもピーンと空気が凍りつく真冬には、ちょっと合わないかな・・。また暖かくなったら、大活躍してくれることでしょう!
 
 真ん中にあるのが最近一番のお気に入り☆DiptyqueのL'ombreです。香りの説明としては「緑あふれる川沿いのバラ園を思わせる香り」とあるのですが・・・その状況は私にはちょっぴりピンと来ないかと(そんなシチュエーションに出会ったことがないので・・・ 笑)私はなぜか、朝露に濡れた、はちきれんばかりに艶々した青いトマトを連想してしまいました。

あくまで私の中でですが、本当にこの香りは”瑞々しい”というイメージがぴったり!!じっと息を潜めていた生命力がぱあーっと溢れ出す春が待ち遠しい私としては、今の気分にとってもマッチしているのです。他にもDiptyqueには気になる香りがどっさり。でも、キャンドルに5000円も出す気にはなかなかなれないんですよね(笑)ルームスプレーも気になるのだけど! Diptyque:http://www.diptyque.tm.fr/index:php

 
 左前はご存知Bvlgariです。紅茶をベースにしたBvlgariは好きな香りが多いのですが、一番愛用しているのはこちら。最近は登場回数が減っているのですが、とっても華やかで女性的、だけど媚びないわといったこの香りは、やっぱり大好きです。以前の上司はなぜかこの香りが私のイメージになっているそう。仕事中にはつけていなかったはずなのですが・・・?マフラーとかに香りが残っていたのでしょうか?謎です。

         
 後ろの、カーブした揺らぎ感のある容器が美しいオードトワレは、私がいつか必ず自分の物にしたい!と思っている香り。資生堂のvocaliseです。華やかなだけではない、からりと乾いた空気を思わせるような、グラマラスだけど品のある香り。大学生の頃から大・大好きです♪♪ でも今思えば20代前半の学生である、生っぽくて、女性として全然浅い頃では全く太刀打ちできない香りだと思います。当時はかなり背伸びをしていたんですね。香りとのイメージが合わなくて、滑稽だったんだろうなあ・・・(恥)ちなみにこの容器は”矛盾礼賛”をイメージしているそうですよ。そんなコンセプトも、何だか素敵じゃないですか?
香りはホワイトオーキッドという蘭をメインにカシス、レッドローズ、ネロリ、フレッシュバニラ、ヒノキなどもブレンドされているそうですが・・・・「好き」か「嫌い」の感覚重視の私には細かくはわかりません!(笑) ちなみに時々この香りに包まれて出かけてみたりはしていますが、以前よりはいいもののまだまだ自分ではつけこなせる気はしていないかな。。いつかこの香りを自分の肌のようにまとい、こんなイメージの女性になることが私の目標のひとつです!

 
 左奥は、色々私の好きな要素が詰まっているロクシタンのひとつ、マグノリアです。ミモザも爽やかで好きですが、寒い冬はこれくらい重い香りの方が気分です。

 
 こう見ると、私はどうやら華やかな香りが好きみたい。でもMiracleやPleasures、baby dollやhappyのような、あまりにわかり易い香りは何となくぴったり来ない気が。 華やかですが、ひねりのある香りがイメージと思っています。 ←ちょっぴり天邪鬼・・・。ですが好みなので仕方がないわー。
 
 香りは気分を彩ってくれる大切な要素。落ち込んでいる時にそっと支えてくれたり、その香りのイメージの自分になろう、と頑張ってみたり、好きな香りに出会えると「この香りならこんなファッションで出かけよう!」と思ったり。独りよがりな香りのつけ方には要注意ですが、見えない空気を鮮やかに彩ってくれる香りって本当に楽しくて、大好きです。
普段はもちろん、生活がモノクロになりそうな時も、香りで差し色をするのもいいのでは?