タイの雫 

突如いつもよりちょっぴりやる気を出して、タイカレーを作ってみました!インターネットでたまたま作り方を見て「これなら私もできそう」と思って作ってみたのですが、初めてにしてはお味も上々でしたよ♪
    

こちらお水は一切加えず、ココナツミルクと野菜の水分だけで煮込んでいます。レシピでは鶏肉になっていましたが、私は豚肉が好きなので豚にしました。あとの具ははじゃがいも、茄子、胡瓜、ヤングコーンを入れてみました。適当です(笑)タイ料理といえば必ずパクチーがどこかに潜んでいますが、私は苦手なので入れません! カレーに合わせて、御飯はアーモンド入りのバターライスに。もちろん、ナンやチャパティでも合いそうです。
つけあわせはサラダ、キノコとホウレン草のスープです。カレーが強いので、スープはシンプルにコンソメだけにして、優しい味に。

 アジアの料理って、定期的にどうしようもなく食べたくなります!引越しをしても、美味しいタイやネパール、ベトナムインドネシア料理のお店は、行きたい時に行けるように必ずチェック。時々懐かしい味を口にすると、現地でののーんびりした人々や時間の流れ、肌にねっとりとまとわりつくような湿った濃い空気が思い出されて、伸びやかな気分に浸れます。今自分がいる所だけが、世界のすべてじゃないぞ、って。

 カレーの作り方はとっても簡単でしたが、それらしい味になって我ながらあっぱれです!(レシピが素晴らしいんですね) 失敗した点としては、始めに火が強すぎたのか、オリーブオイルにカレー粉を入れた瞬間、カレー粉があっという間に焦げてしまったこと。「こういうものなのかしらん」と思って気にしませんでしたが、おかげで後からお肉を入れても、火が通っているのかどうか色では判別できなくなりました★
味は、タイカレーの中では慎み深い方だと思います。アジア(に限らず、ですが)放浪癖のあるI君も「それっぽい!これなら人に出せるよー。」と言ってくれたので嬉しーい♪ 自分を盛り上げてやれば、お料理も楽しいものですね。次はもっとパンチの利いた味を目指したいな!とは言え、タイでカレーそのものを食べた記憶がないので、実は「タイカレー」と言われても、今ひとつぴんと来ないのですが。


 逆に、タイでものすごく暴力的な海老と野菜炒めを食べたことはあります。たしか、バンコクバックパッカーがよく泊まるストリート(名前忘れてしまいました)の裏道にある、定食屋さんみたいな所だったと思います。辛いよ?とお店の人に言われたのですが、ネパールを経てきていた私達は何でもいい気分になっていたのか、よく覚えていないので定かではないですが、とにかく「大丈夫大丈夫!」とそちらをオーダー。

これは・・・!!!

言葉を失いました。一口二口食べてあまりの辛さに涙が出て、もう辛いの以外味も全くわかりません!表通りのお店のような、旅行客へのサービス精神は皆無!お水を飲もうがコーラを飲もうが焼け石に水とは正にこのこと。日本のダシと醤油で構成されている私の味覚メーターが、思いっ切り振りきれてました!本当にそう思う。
でもなぜか負けるものか、という大和魂が手伝って、何も感じなくなりながら半分以上は食べたと思います。無駄であることに気づいて、途中から水分補給はやめました。次の日、お腹が大変なことになった事は言うまでもありません・・・。


 こんなことがあるから、旅行は楽しくてやめられません☆熱くなってしまいました。こんな時にはアイスクリーム。私は、季節を問わず大・大好きです♪
      
      コーンのトリプルは、まだ踏み込めない夢の領域です