彼の仕事

　　　　　　　　　　　"Heaven Bridge"
こんな橋ね、まだ私は渡りたくないものですけれど(渡っていると極楽気分、ならいいですが　笑）、今日はこんな名前のインディーズバンドについて。
　　　　　　　
　　　　　　　これが彼らの１stアルバム。この秋に出たらしいです。
彼らのジャンルをあえて言うならば、正統派ロックに入るのかしらん。最近の流れのように(と言っても、よく知りませんが）ラップを入れたり、思いがけないコードやリズムを入れるわけでもなく、どちらかと言うと80年代のようなクラシックなロックのイメージです。まあ、そこまで骨太でもないですが。骨太でない分繊細な一面も感じさせ、彼らの真っ直ぐさが伝わってくるような1枚です。
ギターはなかなかいけてます！何となく、あなたguns、bon jovi、Mr.Big辺りが好き？と思わせるようなギターです。勝手な憶測ですが。時々ツインですが、基本的にはギター1本なのかな？ベースも、ちゃんと自分のお仕事をしている感じ。
個人的には、ロックなスピリットでやろうと思うのならば、ドラムはもっとハードな方が好みです。あとボーカルも。でも彼らのテイストとしてはこれくらいがいいのかしらん？全体的にはまとまりがあるし、音作りだってなかなか好印象。こういった”邦楽ロック風”がお好きな方にならば、ヒットするかもしれません！｢ルナシー｣ってバンドありました？あれをもっと荒削りにして、ロック色を濃くした、そんなイメージです。私はその辺りの音楽をあまり知らないので、とっても漠然としたイメージですが★ただ、まだまだ彼らは未知数。これからどうなっていくのかは、わかりません。

　なんて、お薦めなのかどうなのかわからない文面なのに、私が彼らのレビューを書いているのはなぜか。それはこのバンドのメンバーの一人が、私の弟だからです！
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　誰かは言いませんが・・・(笑）
　弟がこういった楽器にさわり始めたのは、彼が中学生の頃。きっとそれからも、音楽が好きで好きで仕方なかったんだろうな。20代半ばになってアルバムを出すところまで好きなことを続けている彼を、私は本当に尊敬し、誇りに思います。
私には｢歌を作る」なんて才能はこれっぽっちもないので、私が学生時代に実家に帰った時、弟が自分で作った曲を自分のバンドでやったテープを、「これ聞いてみて」と私にくれた時にはびっくりしましたっけ。その時はフォークポップな曲がほとんどで、「あ、これいいじゃない！」という物もあれば、｢このコーラスは聞くに耐えないわ・・・」という物もあり(笑）　その後も吉祥寺のライブハウスでのライブをちらっと見に行ったりしました。(そして客層とのジェネレーション・ギャップを感じて、1曲聞いてすぐに出てしまったのでした。。。姉バカ＆お馬鹿ですねー）あの頃とメンバーは変わっているのでしょうが、今回のアルバムを聞くと格段に上手になったのは確かです。仕事しながら空いた時間に練習して、忙しい生活をしているみたいだものね。
というわけで、私はこのバンドを応援することに決めました！おそらくこれくらいのバンドは星の数ほどいるのでしょうが、それでも自分達の音楽を愛し、誇りを持ち、頑張って下さいね！！
1月からはツアーにも行くそうです。もし時間と好奇心に余裕のある方がいらっしゃったら、HPはこちらです☆ http://pksp.jp/heavenbridge/

　私の兄も弟も、学歴なんか関係なく自分の道を力強く選びとって、好きな道で生きている。両親は始め心配していましたが、正直言って、私は何だか羨ましいです。途中は色々あったけれど、私たち兄弟の中では良く言えば私が一番堅実。親も安心。(聞き慣れない所にばかり旅に行くのは別として　笑）でも違う面から見れば、一番面白みのない人生を歩んでいるような気がします。。。　　まあ他人からみてどうか、より、自分が自分に満足しているか、ハッピーか、そこが何と言っても重要なのですが！でしょ？

　とにかく、今回はアルバムの紹介＆宣伝だったのでした。姉バカですみません(笑）