厠の一言

 かなりかなり久しぶりに日記を書いてみます。変化の多い毎日ですぐに眠くなっちゃったりするのだけど、こういう時こそちょっと書き留めておくと後から見た時に面白いのかなあ、と思ったりもするので。



 先週はL君の風邪が家中に蔓延してI君も私もダウン・・・・一家全滅してました。
仕事がら免疫がついたのかここ数年は風邪でそんなに苦しんだ記憶はあまりないのに、今回は本当に強烈だった!症状も辛いし、なかなか治らない(><)三十路を超えたせいかしらともちらと思っているんだけど。。
一人一人少しずつ時間差があったのだけど、L君が元気になってきて自分の体調が悪くなっていく頃が一番しんどかったなあ。こちらが食欲はなくても子供にはちゃんと食べさせなくちゃいけないし、遊んであげないといけないし、病み上がりだから抱っこ抱っこというリクエストも多いし・・・
自分が接してきたお母さん達もこうやっていたんだあ、なんて皆さん偉いことか!!と改めてお母さん達を尊敬しました。
こうやって経験値を上げることで、私も少しずつちゃんと「お母さん」に近づけていっているんだといいなー。(え、こんなことで)


 突然ですが、私が通っているヨガスタヂオのトイレにはカレンダーがかかっているんですね。
ぷっくりとした筆書きのお坊さんが踊っていたり?するほっこりした気分になれる絵とともに、そこに毎月何がしかの一言が書いてあるんですね。
私はその『一言』が大好きなんです。


今月11月は
『不幸はすぐに気づくけれど 幸せはなくしてみないと気づかない』
でした。
ふんふんそうだね、って思うでしょ。


初めて見た時の言葉はたしか
『こどもは親が期待するような才能は持っていないけれど 親が気づかない才能を持っている』


この頃はL君を保育所に預けて仕事を始めてみたものの、まだこれでよかったのかとウジウジ考えていた時。
でもこの言葉を見て、何だかよくわからないけれどなぜかスーーっとすっきりした気分になったのを覚えてます。


あと記憶にあるのは
『戦争あり 天災あり 不治の病あり ならば今この時に感謝しよう』


これってヨガ的でもある。
何だか悪いニュースが多くて子供達の未来のことを考えると重ーーい気持ちになりがちだったのだけど、この言葉に「そうだそうだ!!」と納得してからはあまり以前みたいには考えなくなった。
ただ重い気持ちになったところで、未来がよくなる訳ではないものね。それを認めて、さらに一歩先に進まなくては。


 毎月こうやって筆のタッチで書いてあるのだけど、好きだと言った割にはこれ以上は覚えていません(笑)言葉も私の記憶だけなので、もし元々と違っていてもあしからず。でも意味は違わないはずよ。


このカレンダーはどこの物なのかなあ、と思うのだけど、書いてある事を見てうんうん、と頷いているといつもどこのものかチェックするのを忘れちゃう。まあ家に欲しいと思ってはいないので、それくらいでいいのかな、と。


かくして私は、ヨガに行ってトイレにも行くのが密かに毎月楽しみなのでした。